もらえるカーリースとは?仕組み・メリット・注意点を解説
「最後は車がもらえる」というカーリースの広告を見て、興味を持つ一方、「本当に自分の車になるの?」「満了時に追加費用はかからない?」と疑問に感じた方もいるのではないでしょうか。
もらえるカーリースは、契約満了後に所定の手続きを経て、乗っていた車の所有権を引き継げるプランです。ただし、一般的な返却型カーリースとは料金の仕組みが異なり、契約期間や名義変更にかかる費用など、事前に確認したい点もあります。
大切なのは、「もらえるからお得」「総支払額が高いから損」と一面的に判断しないことです。料金に含まれる費用や満了時の条件まで理解すれば、自分の乗り方や家計に合うかを判断できます。
この記事では、もらえるカーリースの仕組みやメリット・注意点、購入や返却型リースとの違い、契約前に確認すべきポイントなどについてわかりやすく解説します。
カーリースで最後に車をもらえるプランとは
一般的なカーリースは、契約期間が終わったら車をリース会社へ返却する仕組みです。しかし、カーリースのなかには、契約満了後に車の所有権が契約者へ移り、そのままマイカーとして乗り続けられる「もらえるプラン」もあります。
ただし、「もらえる」という言葉だけで、満了時に費用も手続きも一切発生しないと判断するのは早計です。車の譲渡条件や名義変更の方法、手数料などの扱いはリース会社によって異なります。
契約前に、満了時の車の扱いを契約書や見積書で確認することが大切です。
一般的なカーリースは契約満了時に車を返却する
カーリースは、リース会社が所有する車を、契約者が月額料金を支払って一定期間利用するサービスです。車検証上の所有者は原則としてリース会社、使用者は契約者となります。そのため、車を利用できても、契約期間中に自由に売却することはできません。
一般的な返却型カーリースでは、車両価格から契約満了時に見込まれる車の価値を差し引いて、月額料金を算出します。この契約満了時の予想価値が「残価」です。
たとえば、車両価格が250万円で、契約満了時の残価を80万円と設定した場合、車両価格のうち170万円を基本にリース料金を計算します。実際の料金には、登録諸費用や税金、契約内容によって車検・メンテナンス費用なども加わります。
契約満了時の選択肢には、車の返却、新しい車への乗り換え、同じ車の再リース、買い取りなどがあります。ただし、すべての選択肢を自由に選べるとは限りません。利用できる選択肢や精算方法は契約によって異なるため、申し込み前の確認が必要です。
実は、車のローンにも同じ「残価」という考え方を使う商品があります。仕組みと注意点は、下記の記事で詳しく解説しています。
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残価設定ローンが誤解されやすい理由!デメリットと賢い付き合い方を解説
もらえるカーリースでは満了後に所有権が移る
車をもらえるカーリースでは、残価を設定しない、または将来の車両価値に相当する金額も月額料金へ含める仕組みが一般的です。契約期間中に車両代相当額を分割して支払い、満了後に所定の譲渡手続きと名義変更を行うことで、契約者が車の所有者になります。
返却を前提としないため、契約満了後も乗り慣れた車を使い続けられることが特徴です。一方、満了前の所有者はリース会社であり、契約者が最初から車を所有する分割購入とは仕組みが異なります。
また、サービスによっては、満了時に名義変更手数料や車庫証明の取得費用などが必要です。何が月額料金に含まれ、何が契約者負担になるのかは、サービスごとに異なります。
残価の有無や譲渡の条件はサービスごとに異なります。「満了すれば必ず譲渡されるのか」「申し込みが必要なのか」「未払いがある場合はどうなるのか」など、契約書に記載された満了時の扱いを確認しておきましょう。
買い取り・再リースとの違い
カーリースの買い取りとは、契約満了時に残価や所定の買い取り価格を支払い、それまで利用していたリース車を購入する方法です。もらえるプランとは異なり、契約時点で満了後の譲渡が組み込まれていない場合があります。
再リースは、契約満了後も同じ車を利用するために、新たなリース契約を結ぶ方法です。車を返却せずに乗り続けられますが、所有権は原則としてリース会社に残ります。再リース期間中も料金が発生し、税金や車検費用などを含めてリース料が再計算される場合があります。
3つの違いは、次のとおりです。
| 費用が発生する主なタイミング | 満了後の所有権 | 主な手続き | |
|---|---|---|---|
| もらえるカーリース | 車両代相当額を契約期間中の月額料金として支払う | 所定の手続き後、契約者へ移る | 譲渡の申し込み、名義変更など |
| 買い取り | 通常のリース料に加え、満了時に残価や買い取り価格などを支払う | 買い取りと名義変更の完了後、契約者へ移る | 買い取りの申し込み、代金の支払い、名義変更など |
| 再リース | 満了後も再リース料を継続して支払う | 原則としてリース会社のまま | 再審査や契約更新、再リース料の設定など |
もらえるプランは、満了時の譲渡を最初から契約に組み込んでいる点が、買い取りや再リースとの大きな違いです。ただし、名義変更などの手数料が別途発生することもあるため、費用総額まで確認しましょう。
もらえるカーリースのメリット
もらえるカーリースには、主に次の4つのメリットがあります。
- 契約満了後も同じ車に乗り続けられる
- 走行距離や返却時の状態を気にせず利用しやすい
- 自分好みの車にしやすい
- まとまった初期費用を抑えやすい
これらのメリットは、満了時に車を返却しないことから生まれます。ただし、契約条件によっては距離やカスタマイズに制限が設けられるため、各プランの内容を確認したうえで検討しましょう。
契約満了後も同じ車に乗り続けられる
もらえるプランでは、契約満了後に乗り慣れた車を返却したり、改めて次の車を探したりする必要がありません。譲渡と名義変更が完了すれば、それまで利用してきた車をマイカーとして使い続けられます。
長く乗って愛着が湧いた車を手放さずに済むことは、大きなメリットです。運転感覚や車幅、搭載されている機能にも慣れているため、新しい車へ乗り換えたときのように操作を覚え直す負担もありません。
チャイルドシートや荷物の収納方法など、家族に合わせた使い方を変えずに済む点も便利です。同じ車に長期間乗る予定がある人にとっては、数年後も使用する車を確保でき、将来のカーライフを見通しやすくなります。
走行距離や返却時の状態を気にせず利用しやすい
返却型カーリースでは、月間または契約期間全体の走行距離に上限が設けられることがあります。契約満了時に上限を超えていると、超過した距離に応じて追加料金が発生する場合があります。
一方、満了後に車をもらえるプランでは、最終的な返却を前提としないため、走行距離制限が設定されていないケースがあります。長距離通勤や旅行、帰省などで走行距離が増えやすい人も利用しやすいでしょう。
返却時の査定を前提としないプランであれば、傷や汚れによるカーリースの原状回復費用についても、過度に心配せず利用できます。子どもやペットを乗せる機会が多い家庭にとっても安心材料になります。
ただし、すべてのもらえるプランが距離制限なしとは限りません。満了まで利用した場合は制限がなくても、中途解約や中途返却をする場合には、走行距離の超過料金や返却時費用が発生する可能性があります。適用条件まで契約前に確認してください。
自分好みの車にしやすい
満了後に自分の車になるプランは、返却型のプランと比べて、カーナビやドライブレコーダー、車内アクセサリーなどを取り付けやすい傾向があります。サービスによっては、一定のカスタマイズを認めている場合もあります。
ただし、リース期間中の所有者はリース会社です。将来自分の車になる予定でも、契約中に無断で車体へ穴を開けたり、車高や構造を変更したりしてよいとは限りません。
カスタマイズを希望する場合は、車検に適合する内容であることに加え、リース会社が契約上認めている範囲を確認しましょう。取り外し可能なアクセサリーと、車体加工を伴う改造では扱いが異なることもあります。
まとまった初期費用を抑えやすい
頭金不要のカーリースであれば、車を現金購入するときのように、契約時にまとまった資金を用意する必要がありません。急に車が必要になった場合でも、手元の資金を大きく減らさずに利用を始めやすい点がメリットです。
自動車税や自賠責保険料、車検費用などを月額料金に含められるプランもあります。メンテナンスプランを追加すれば、点検やオイル交換、消耗品交換などの費用も定額化できる場合があります。月ごとの支出を安定させたい人にとって便利です。
ただし、「定額」と「車に関する費用がすべて込み」は同じ意味ではありません。任意保険、駐車場代、燃料代、洗車代などは通常、契約者が別に負担します。車検の法定費用や消耗品が月額料金に含まれるかどうかも、契約によって異なります。
もらえるカーリースのデメリット・注意点
もらえるカーリースを選ぶ際は、次の4点に注意が必要です。
- 返却型カーリースより総支払額が高くなる場合がある
- 長期契約になりやすい
- 原則として自由に中途解約できない
- 契約後半は故障や部品交換の可能性が高まる
いずれも、同じ車に長く乗って最後に所有する仕組みの裏返しといえます。デメリットを理由に避けるのではなく、契約前に把握し、家計やライフプランに合うかを判断しましょう。
返却型カーリースより総支払額が高くなる場合がある
もらえるプランでは、返却型カーリースで車両価格から差し引かれる残価相当額も、契約期間中に支払うことになります。そのため、同じ車種、契約期間、諸費用の条件で比べると、返却型より月額料金や総支払額が高くなる場合があります。
費用構造を簡略化して比較してみましょう。車両価格240万円の車を9年間、108回に分けて支払うとします。残価を設定しない場合、車両価格部分だけを単純に割ると、月額は次のようになります。
「240万円÷108回=約2万2,222円」
一方、返却型で9年後の残価を90万円とした場合、月額料金の計算対象となる車両価格部分は150万円です。
「(240万円-残価90万円)÷108回=約1万3,889円」
両者の差は、1か月あたり約8,333円です。ただし、これは車両価格だけを用いた仮の計算例です。実際のリース料金には、登録諸費用、税金、自賠責保険料、金利相当分、リース会社の手数料、選択したメンテナンス費用などが反映されます。

月額料金が安く見えても、ボーナス月に加算がある場合は、契約期間全体の負担が大きくなることがあります。「月々○円」だけではなく、月額料金×支払回数にボーナス払い、初期費用、満了時の費用を加えた総支払額を確認しましょう。
現金購入や自動車ローンと比べる場合も、車両価格だけで判断してはいけません。税金、車検、メンテナンス、保証などの条件をそろえて比べることが大切です。
長期契約になりやすい
もらえるプランは、車両代相当額を毎月の料金に分けて支払うため、7~11年程度の長期契約が多くなります。契約期間を長くすると月額料金を抑えやすくなりますが、その間、同じ車を利用し続けることが前提です。
契約時には適していた車でも、結婚や出産、子どもの成長、転勤、介護などによって、必要な車のサイズや利用環境が変わる可能性があります。駐車場の広さや通勤距離が変わるケースも考えられます。
契約年数を決める際は、現在の使い方だけでなく、数年後の家族構成や働き方も想像しましょう。数年ごとに新車へ乗り換え、最新の安全装備や燃費性能を利用したい人には、返却型カーリースが合う場合があります。
原則として自由に中途解約できない
カーリースの月額料金は、契約者が満了まで利用することを前提に計算されています。そのため、契約者の都合による自由な中途解約は、原則として認められていません。
例外的に解約が認められても、残りのリース料や車の査定額などをもとに、中途解約金が計算される可能性があります。長期契約ほど未払いのリース料が多く残るため、解約時の負担が大きくなることも考えられます。
事故で車が全損した場合は、車を使用できなくなってもリース契約上の精算が必要になる場合があります。免許返納、契約者の死亡、海外転勤など、やむを得ない事情について特約を設けているサービスもありますが、条件は一律ではありません。
契約前に、中途解約が認められる条件と精算方法を確認しましょう。全損時の負担に備えるため、リース契約に対応した車両保険を検討することも大切です。
契約後半は故障や部品交換の可能性が高まる
同じ車に長く乗るほど、走行距離や経年による部品の劣化が進みます。タイヤ、バッテリー、ブレーキパッド、ワイパーゴムなどの消耗品は、契約期間中に複数回の交換が必要になることもあります。
メーカー保証が終了した後にエンジンやエアコン、電装部品などが故障すると、修理費用を契約者が負担する場合があるので注意が必要です。契約後半に修理が重なると、月額料金とは別の支出が増える可能性があるでしょう。
メンテナンスプランを選ぶ際は、単に「車検付き」と記載されているかだけでなく、次の内容を確認します。
- 車検基本料と法定費用のどちらが含まれるか
- オイルやタイヤ、バッテリーなどが交換対象か
- 交換できる回数や時期に制限があるか
- 利用できる整備工場が指定されているか
- メンテナンスの対象期間は何年か
- メーカー保証終了後の延長保証があるか
車検や消耗品交換まで含むメンテナンスプランを付ければ、長期利用中の支出を定額化しやすくなります。月額料金は上がるため、必要な整備内容と追加料金のバランスを確認してください。
カーリースの車検費用や月額料金に含まれる項目について詳しく知りたい方は、下記の記事もあわせてご覧ください。
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カーリースの車検費用は誰が払う?料金に含まれる範囲と流れ
もらえるカーリース・返却型・購入の違い
もらえるカーリース、返却型カーリース、車の購入には、初期費用や月々の負担、満了時の車の扱いなどに違いがあります。
| もらえるカーリース | 返却型カーリース | 現金・ローンで購入 | |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 頭金不要のプランなら抑えやすい | 頭金不要のプランなら抑えやすい | 現金購入はまとまった資金が必要。ローンは頭金不要の場合もある |
| 月額負担 | 税金などを含めて定額化しやすいが、残価相当額も支払うため返却型より高くなる場合がある | 残価を差し引くため月額を抑えやすい | ローン返済とは別に税金や車検費用などが発生する |
| 総支払額 | 車両代相当額や手数料を含むため、購入より高くなる場合がある | 車を所有しない分、同条件のもらえるカーリースより低い場合がある | 現金購入は金利がない。ローンは金利や手数料がかかる |
| 契約中の所有者 | リース会社 | リース会社 | 原則として購入者。ローンによっては販売会社や信販会社 |
| 契約満了時 | 譲渡・名義変更後に自分の車になる | 返却、乗り換え、再リースなど | 満了という考え方はなく、保有・売却・乗り換えを自分で決める |
| 走行距離 | 満了まで利用すれば制限がないプランもある | 制限が設定されることが多い | 原則として制限なし |
| カスタマイズ | 契約で認められた範囲に限られる | 原状回復できる範囲に限られることが多い | 原則として自由 |
| 維持費の管理 | 税金や整備費用を定額化しやすい | 税金や整備費用を定額化しやすい | 税金、車検、整備などを自分で管理する |
もらえるカーリースは、初期費用を抑え、毎月定額で支払いながら、最後は車を自分のものにしたい人に適しています。
返却型カーリースは、一定期間ごとに新しい車へ乗り換えたい人と相性がよいでしょう。
購入は、車を最初から自由に扱いたい人や、総支払額を重視する人に向いています。
どの方法が一律にお得とはいえません。利用する期間、走行距離、月額料金に含まれる費用、満了後の希望をそろえて比較しましょう。
もらえるカーリースが向いている人
もらえるカーリースが適しているか判断するときは、同じ車に長く乗りたいか、数年で乗り換えたいかを考えましょう。年間の走行距離や、契約期間中に生活環境が変わる可能性も重要な判断材料です。
もらえるカーリースは、次のような人に向いています。
- 気に入った車に長く乗り、満了後も手元に残したい人
- 長距離通勤や旅行などで走行距離が多くなりやすい人
- 返却時の傷や汚れ、原状回復費用を過度に気にしたくない人
- 頭金などの初期費用を抑えて車を利用し始めたい人
- 税金やメンテナンス費用を月額料金にまとめたい人
- 将来マイカーになることを見越して車を大切に使いたい人
特に、契約満了後も同じ車へ乗り続ける意思が固まっている人には、返却型カーリースより目的に合いやすいでしょう。一方、将来の生活が大きく変わる可能性がある場合は、長期契約を無理なく続けられるか慎重に検討する必要があります。
カーリース全般の適性やほかのプランとの相性も確認したい方は、下記の記事もあわせてご覧ください。
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カーリースに向いてる人とは?向き不向きがわかる判断基準をやさしく解説
もらえるカーリースが向いていない人
もらえるカーリースは便利な仕組みですが、すべての人に適しているわけではありません。特に、次のような人は返却型カーリースや購入も含めて比較する必要があります。
- 数年ごとに新しい車へ乗り換えたい人
- 最新の安全装備や燃費性能を継続して利用したい人
- 転勤や引っ越しの可能性が高い人
- 結婚や出産、子どもの独立などで必要な車が変わりそうな人
- 長期間の支払いを負担に感じる人
- 自由に売却したり、大幅に改造したりしたい人
- 手元資金があり、総支払額を抑えるために現金購入を検討している人
たとえば、現在は軽自動車で十分でも、数年後に家族が増えればミニバンが必要になるかもしれません。反対に、子どもが独立すれば、より小さな車へ乗り換えたくなる可能性もあります。
もらえるというメリットだけで契約を決めず、7~11年後まで同じ車を使うイメージを持てるか考えましょう。生活の変化に柔軟に対応したい場合は、契約期間が短い返却型カーリースのほうが適していることもあります。
中古車のもらえるカーリースという選択肢
月額料金をできるだけ抑えたい場合は、中古車を対象とした「もらえるカーリース」も選択肢になります。中古車は新車より車両価格が低い傾向があるため、同じ契約期間であれば月々の負担を抑えやすくなります。
「新車でなければならない」というこだわりがなく、実用性や費用を重視する人には、まず中古車を定額で利用し、満了後にもらう方法が現実的です。納車までの期間も、新車より短い場合があります。
ただし、中古車リースは車両ごとに初度登録年、走行距離、修復歴、部品の状態が異なります。次の項目を確認しましょう。
- 契約満了後に車をもらえるか
- 走行距離制限があるか
- 車両の年式と契約開始時の走行距離
- 修復歴や整備履歴が開示されているか
- 納車前の点検・整備内容
- 保証期間と保証対象部品
- 車検の残存期間や車検整備の有無
- 契約期間中のメンテナンス範囲
- 満了時の名義変更費用
月額料金が低くても、契約直後にタイヤやバッテリーの交換が必要になれば、負担が増える可能性があります。保証の有無だけでなく、エンジンやエアコン、電装品など、どの部品まで対象になるのかも確認してください。
モビカリでは、距離制限がなく、満了後に車をもらえる中古車リースを提供しています。中古車特別保証1年と車検整備2年が付くため、月額料金と納車後の備えをあわせて検討したい人にも選択肢となります。
中古車リースの仕組みや、車両の状態・保証の選び方は、下記の記事で詳しく解説しています。
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もらえるカーリースを選ぶときのチェックポイント3つ
もらえるカーリースを比較するときは、次の3点を確認しましょう。
- 満了時の譲渡条件と費用
- 走行距離とカスタマイズの条件
- 総支払額とメンテナンスの範囲
月額料金や「最後にもらえる」という表示だけで判断すると、契約後に想定外の負担が生じる可能性があります。見積書と契約書を読み、不明点は契約前にリース会社へ質問してください。
満了時の譲渡条件と費用を確認する
まず、契約期間が満了するだけで自動的に車が譲渡されるのか、契約者による申し込みが必要なのかを確認します。料金の未払いや必要書類の不足がある場合、譲渡を受けられない可能性もあります。
車が自分のものになるためには、車検証上の所有者をリース会社から契約者へ変更する手続きが必要です。カーリースの名義変更に関連して、次の費用が発生する場合があります。
- 名義変更手数料
- 登録や申請の代行手数料
- 車庫証明の取得費用
- 名義変更前に必要となる車検費用
- 自動車税などの税金
- リサイクル料金や預託金に関する精算
負担する項目はリース会社や車種、登録状況によって異なります。「満了時の追加料金なし」と記載されている場合も、残価精算だけが不要なのか、名義変更に伴う費用まで含まれるのかを確認しましょう。
走行距離とカスタマイズの条件を確認する
「走行距離制限なし」と案内されていても、満了まで契約を続けることが条件になっている場合があります。中途解約や事故などで車を返却するときは、走行距離に応じた精算が行われる可能性があります。
カスタマイズについても同様です。取り外し可能な車内アクセサリーは認められていても、車体への穴開けや構造変更などはリース会社の承諾が必要になる場合があります。
契約前に、次の点を確認してください。
- 距離制限なしが適用される契約年数
- 中途返却時の走行距離の扱い
- 超過料金が発生する条件
- 取り付け可能なパーツの範囲
- リース会社への事前申請が必要か
- 車検に適合する状態を維持する必要があるか
広告上の「距離制限なし」「カスタマイズ可能」という言葉だけでなく、適用条件を契約書で確かめることが大切です。
総支払額とメンテナンス内容を確認する
カーリースを比較する際は、毎月の表示価格だけでなく、契約期間全体の総支払額を確認しましょう。低い月額料金が表示されていても、年2回のボーナス払いが設定されている場合があります。
総支払額を確認するときは、次の費用を整理します。
- 毎月のリース料金
- ボーナス月の加算額
- 頭金や初期費用
- 税金や自賠責保険料
- 車検費用
- メンテナンスプランの料金
- 契約や名義変更に関する手数料
- 満了時に契約者が負担する費用
メンテナンスの対象範囲は、「契約後半は故障や部品交換の可能性が高まる」で挙げた6つの項目を確認してください。
長期契約では、メーカー保証が終了した後も車に乗り続けるため、保証終了後の修理費用を誰が負担するのかもあわせて確かめておきましょう。
カーリースの契約から車をもらうまでの流れ
最後に車をもらえるカーリースは、一般的に次の流れで利用します。
1.車種とプランを選ぶ
希望する車種、グレード、色、オプションなどを選びます。あわせて契約年数やメンテナンスプランを検討します。
2.見積もりを確認する
月額料金だけでなく、ボーナス払い、契約期間全体の総支払額、満了時の費用を確認します。税金や車検、消耗品交換など、月額料金に含まれる項目も整理しましょう。
3.審査を受ける
カーリースでは、申込者の収入や勤務状況、信用情報などをもとに審査が行われます。審査結果によっては、連帯保証人や条件の変更を求められる場合があります。
4.契約内容を確認して契約する
契約年数、中途解約、走行距離、カスタマイズ、事故時の扱い、満了後の譲渡条件などを確認します。疑問を残したまま署名せず、説明を求めることが大切です。
5.納車後、月額料金を支払いながら利用する
納車後は、契約に従って月額料金を支払います。定期点検や車検、消耗品交換も適切な時期に受け、車を良好な状態に保ちましょう。
6.満了時に譲渡と名義変更を行う
契約満了後、リース会社の案内に従って譲渡手続きを進めます。必要書類を用意し、所有者の名義をリース会社から契約者へ変更します。名義変更が完了すると、契約者が車の所有者となり、原則として保有や売却を自分で判断できるようになります。
必要書類や費用は普通車と軽自動車でも異なるため、満了が近づいたら早めにリース会社へ確認しましょう。
最後に車がもらえるモビカリ9・モビカリ11
モビカリには、契約満了後に車を自分のものにできる「モビカリ9(新車もらえるパック)」と「モビカリ11(新車もらえるパック)」があります。どちらも走行距離制限がなく、満了後に名義変更をすることで、乗っていた車が自分の車になります。
2つのプランの違いは、契約期間と月々の負担です。契約期間と月額料金のバランスを重視するならモビカリ9、毎月の支出をさらに抑えたいならモビカリ11が候補になります。
なお、どちらのプランでも、名義変更手数料、名義変更前の車検費用、名義変更後の税金は契約者負担です。また、メンテナンスプランは仮審査のお申し込み後、ご契約前であれば変更・追加をご相談いただけますが、ご契約後は変更・追加ができません。
見積もりの段階で、必要な整備の範囲と、満了時にかかる費用まで確認しておきましょう。
9年後に車がもらえる「モビカリ9」
モビカリ9は、9年間利用した後に、所定の名義変更手続きを行うことで車を自分のものにできるプランです。走行距離制限がないため、日々の通勤や休日の遠出などで走行距離が増えやすい人も利用しやすくなっています。
11年契約より支払期間が短いため、月額料金と契約期間のバランスを重視したい人に向いています。「できるだけ月額料金は抑えたいが、11年間の契約は長い」と感じる場合にも検討しやすいでしょう。
満了時に車を返却しないため、走行距離超過や返却時の傷を理由とした追加精算を心配せず、長く同じ車に乗りたい人の選択肢になります。ただし、中途解約や中途返却では異なる条件が適用される可能性があるため、契約前に確認してください。
月々の負担を抑えやすい「モビカリ11」
モビカリ11は、車両代相当額などを11年間に分けて支払うことで、モビカリ9より月々の負担を抑えやすいプランです。走行距離制限がなく、契約満了後には名義変更を行い、車を自分のものにできます。
毎月の支出をできるだけ一定かつ低くしたい人や、一台の車へ長く乗り続けたい人に向いています。契約上認められた範囲で、カスタマイズを楽しみたい場合も相談できます。
一方、11年間は家族構成や働き方、必要な車のサイズが変わる可能性もある期間です。結婚や出産、転勤などによる生活の変化に加えて、契約後半には部品の劣化や故障のリスクも高まります。月額料金だけでなく、メンテナンスプランの対象期間や延長保証なども含めて検討しましょう。
※2026年8月時点の内容です。月額料金や対象となる整備内容は、車種や契約期間によって異なります。最新の条件は各車種のページからご確認ください。
もらえるカーリースに関するよくある質問
Q1. 契約満了時は本当に追加費用なしで車をもらえる?
残価精算が不要なプランでも、名義変更にかかる費用や税金が発生する場合があります。「車両代の追加精算なし」と「すべての手続きが無料」は同じ意味ではありません。発生しうる費用の内訳は本文の「満了時の譲渡条件と費用を確認する」で紹介しているので、契約前に見積書と譲渡条件をあわせて確認しましょう。
Q2. 契約途中で車をもらったり買い取ったりできる?
中途買い取りに対応しているかどうかは、リース会社との契約内容によって異なります。カーリースは満了まで利用することを前提としているため、契約途中の買い取りを認めていないサービスもあります。
対応できる場合でも、残りのリース料、残価、事務手数料、車の査定額などをもとに精算金が算出される可能性があります。自己判断で売却することはできないため、まずリース会社へ相談してください。
Q3. もらった車は売却できる?
契約が満了し、所有権の移転と名義変更が完了すれば、原則として自分の判断で車を売却できます。下取りへ出して新しい車に乗り換えることも可能です。
ただし、車検証上の所有者がリース会社のままでは、契約者の判断だけで売却できません。売却を予定している場合は、名義変更の完了を確認し、車検証などの必要書類をそろえましょう。
Q4. 「カーリースはやばい・罠」と聞くけど大丈夫?
カーリースは、仕組みや契約条件を理解して利用すれば、必要以上に怖がるサービスではありません。税金などを月額料金にまとめられる一方、所有権や中途解約、走行距離、満了時の精算など、購入とは異なるルールがあります。
問題になりやすいのは、低い月額料金だけを見て、ボーナス払いを含む総支払額や契約期間を確認しないケースです。カーリースが一律に「やばい」「罠」なのではなく、自分の利用方法に合うかどうかで決まります。
もらえるプランとの相性は、「もらえるカーリースが向いている人」の章で紹介した判断基準を参考にしてください。
もらえるカーリースは長く同じ車に乗りたい人におすすめ
もらえるカーリースは、契約満了後に名義変更をすることで、乗っていた車が自分の車になるプランです。走行距離や返却時の状態を気にせず乗りたい人に向いています。
最後に、この記事の要点を4つにまとめます。
- 返却型カーリースとの違いは、契約満了後に所有権が移る点にある
- 返却を前提としないため、走行距離や傷、汚れによる満了時の精算を気にせず利用しやすい
- 返却型より総支払額が高くなる場合があり、7~11年程度の長期契約になりやすい
- 満了時には名義変更手数料や税金がかかるため、譲渡条件と総支払額を契約前に確認する
モビカリでは、9年後に車がもらえる「モビカリ9」と、月々の負担を抑えやすい「モビカリ11」を提供しています。距離制限のない中古車のもらえるプランも選べます。
満了後も同じ車に乗り続けたい方は、一度モビカリにご相談ください。車種選びから契約年数の設計まで、アドバイザーがご提案します。LINEでも気軽にご相談いただけます。お問い合わせの時点で契約が確定することはありません。
▼仮審査のお申し込みはこちら
モビカリの仮審査申し込みページ
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