カーリースの車検費用は誰が払う?料金に含まれる範囲と流れ
リース車を検討するなかで、「借りている車にも車検はあるの?」「車検費用はリース会社と契約者のどちらが払うの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
結論からいうと、カーリースの車にも車検は必要です。費用を誰がどのような形で負担するかは契約によって異なり、月額料金に含まれるプランもあれば、車検を受けるときに契約者が別途支払うプランもあります。
「車検費用コミコミ」と表示されていても、自動車重量税や車検基本料、消耗品交換など、すべてが含まれるとは限りません。この記事では、車検費用の内訳や相場、車検を受ける流れ、契約前に確認したいポイントを解説します。
どこまで月額料金に含まれるのかを見分け、自分に合ったカーリースを選ぶためにお役立てください。
カーリースの車にも車検は必要
カーリースは、リース会社が所有する車を契約者が一定期間借りて利用するサービスです。しかし、借りている車だからといって、車検が免除されるわけではありません。公道を走行する以上、購入した車と同様に、有効期間が切れる前に車検を受ける必要があります。
車検証上の所有者は原則としてリース会社ですが、実際に車を管理して使用するのは契約者です。契約者は車検証上の「使用者」として、期限までに車検を受けられるよう対応しなければなりません。
ただし、車検時期の案内や整備工場の手配、費用の負担方法は、リース会社やプランによって異なります。リース会社が指定工場を案内する場合もあれば、契約者が自分で予約や支払いを行う場合もあります。
車検は保安基準への適合を確認する検査
車検は、車が道路運送車両法で定められた安全性や環境保全に関する保安基準へ適合しているかを確認する検査です。主に、次のような箇所が確認されます。
- ブレーキの効きや左右差
- ヘッドライトの光量や向き
- タイヤの溝や損傷
- スピードメーターの誤差
- 排出ガスや騒音
- 車体下部の損傷やオイル漏れ
- ワイパーや警告灯などの動作
車検に合格したからといって、次の車検まで故障せず安全に走れることが保証されるわけではありません。車検は検査時点で保安基準へ適合しているかを確認する制度です。
安全な状態を保つには、エンジンオイルやタイヤ、ブレーキなどの日常点検に加え、定期点検と必要な整備を継続して行うことが大切です。
新車は初回3年、その後は2年ごとに受ける
新車として登録された自家用乗用車の車検証の有効期間は、初回が3年です。初回車検を受けた後は、2年ごとに車検を受けます。軽乗用車についても同様です。
例えば、新車を5年間リースする場合は、契約開始から3年目に1回目の車検を迎えるのが一般的です。7年契約や9年契約では、その後も契約期間中に複数回の車検を受ける可能性があります。
貨物車、事業用車、レンタカーなどは、自家用乗用車と有効期間が異なります。また、中古車リースは契約開始時点で残っている車検期間によって、最初の車検時期が変わります。
車種や用途だけで判断せず、車検証に記載された満了日を確認しましょう。
中古車リースを検討する際の車両状態や納車前整備の確認ポイントは、下記の記事で解説しています。
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車検は満了日の2か月前から受けられる
2025年4月1日以降、車検は有効期間満了日の2か月前から受けられるようになりました。この期間内に車検を受ければ、残っている有効期間を失うことなく、新しい車検証へ更新できます。
例えば、車検証の有効期間満了日が6月30日なら、4月30日から車検を受けられます。早めに受けても、新しい有効期間は原則として従来の満了日を基準に計算されるため、車検期間が短くなる心配はありません。
年度末などは車検の依頼が集中し、希望する日時に予約できない場合があります。リース会社やメンテナンス会社から案内が届いたら内容を確認し、早めに指定工場へ予約しましょう。
カーリースの車検費用は月額料金に含まれる?
カーリースだからといって、必ず車検費用が月額料金に含まれるわけではありません。どこまで料金に含まれるかは、契約するリース会社やプランによって異なります。
カーリースには、車両代や登録費用、税金などを中心に月額料金へ含める契約と、車検や定期点検、消耗品交換まで含めるメンテナンス付きの契約があります。
「車検込み」「メンテナンス込み」と表示されていても、法定費用、車検基本料、部品交換費用のすべてが対象とは限りません。表示だけで判断せず、見積書や契約書に記載された費用の内訳を確認しましょう。
ファイナンスリースでは整備費用が含まれないことがある
ファイナンスリースは、車両本体価格や登録諸費用、自動車税、自賠責保険料などを中心に月額料金へ含める契約です。リース会社は車を調達して貸し出しますが、日常の維持管理は契約者が行う形が基本となります。
そのため、次のような費用が月額料金に含まれない場合があります。
- 車検基本料
- 定期点検の料金
- 車検に必要な整備費用
- タイヤやバッテリーなどの消耗品交換費用
- 故障時の修理費用
自動車重量税や自賠責保険料などの法定費用についても、契約によって扱いが異なります。車検時にまとまった金額を自分で支払う必要がないか、見積書の内訳を確認してください。
メンテナンスリースなら車検費用を定額化しやすい
メンテナンスリースは、車検や定期点検などの費用を月額料金に組み込める契約です。数年ごとに発生する車検費用を毎月に分けて支払えるため、車にかかる支出を管理しやすくなります。
メンテナンスプランによっては、エンジンオイルやオイルエレメント、ワイパーゴム、ブレーキパッドなどの交換も対象になります。車検の予約時期を案内してもらえたり、提携工場を手配してもらえたりすることもメリットです。
ただし、どこまでが対象になるかはプランによって異なります(詳しくは後述します)。月額料金が高いプランほど、必ず自分にとって得になるとは限りません。車の使い方に必要な範囲を見極めましょう。
任意保険は月額料金に含まれない場合が多い
カーリースの月額料金には、自賠責保険料が含まれていても、任意保険料は含まれていない場合が一般的です。
自賠責保険は、交通事故の被害者に対する最低限の対人補償を目的とし、すべての車に加入が義務付けられている保険です。一方の任意保険は、対人・対物賠償の上乗せや、自分・同乗者のけが、車両の損害などへ備えるために任意で加入します。
リース車で事故を起こし、全損によって中途解約になると、保険金だけでは解約金を補えない可能性があります。その差額などに備えられるリース専用任意保険もあります。
任意保険料を月額料金に含められるカーリースも一部にありますが、保険会社や補償内容を自由に選べない場合があります。保険料が含まれているかだけでなく、補償範囲や免責金額も確認しましょう。
カーリースにおける車検費用の内訳
車検時にかかる費用は、主に「法定費用」「車検基本料」「点検整備・部品交換費用」の3つに分けられます。
| 主な内容 | 金額の決まり方 | カーリースでの扱い | |
|---|---|---|---|
| 法定費用 | 自動車重量税、自賠責保険料、検査手数料 | 車種、重量、経過年数、申請方法などで決まる | 月額料金に含まれる場合と、車検時に契約者が払う場合がある |
| 車検基本料 | 24か月点検、測定検査、車検代行、書類作成など | ディーラーや整備工場などが設定する | メンテナンスプランに含まれる場合がある |
| 点検整備・部品交換費用 | 車検に必要な整備、消耗品や故障部品の交換 | 車の状態や交換部品によって変わる | 対象部品や回数が契約によって異なる |
これらの費用について解説します。
法定費用
法定費用は、車検を受ける際に法律上必要となる公的な費用です。主に次の3つで構成されます。
- 自動車重量税
- 自賠責保険料
- 検査手数料(印紙代)
自動車重量税は、普通車では主に車両重量、軽自動車では車種区分に応じて決まります。初度登録から13年または18年を経過した車は税額が上がる場合があり、環境性能の高い車はエコカー減税によって軽減・免税されることがあります。
2026年8月時点における、自家用乗用車の法定費用の目安は次のとおりです。自賠責保険は24か月契約、重量税はエコカー減税の適用がなく、初度登録から13年未満の車を想定しています。
| 重量税 | 自賠責保険料 | 検査手数料の目安 | 法定費用合計の目安 | |
|---|---|---|---|---|
| 軽自動車 | 6,600円 | 17,540円 | 約1,850~2,500円 | 約25,990~26,640円 |
| 普通車・1.0t以下 | 16,400円 | 17,650円 | 約1,850~2,600円 | 約35,900~36,650円 |
| 普通車・1.5t以下 | 24,600円 | 17,650円 | 約1,850~2,600円 | 約44,100~44,850円 |
| 普通車・2.0t以下 | 32,800円 | 17,650円 | 約1,850~2,600円 | 約52,300~53,050円 |
検査手数料は、指定工場が保安基準適合証を提出する場合と、車を検査場へ持ち込む場合とで異なります。また、電子申請(OSS申請)か窓口申請かによっても金額が変わります。
沖縄県や離島では自賠責保険料が異なるほか、自賠責保険料は2026年11月1日以降に始期を迎える契約から改定される予定です。実際の金額は車検前に確認してください。
法定費用が月額料金に含まれるかどうかは、カーリースの契約によって異なります。税制や保険料率の変更もあるため、契約時だけでなく車検前にも確認しましょう。
車検基本料
車検基本料は、車検前の点検や測定、検査の代行、書類作成などに対して整備工場へ支払う費用です。「24か月点検料」「完成検査料」「車検代行手数料」など、複数の項目に分かれていることもあります。
法定費用とは異なり、車検基本料は依頼先が独自に設定します。金額の目安は下の表のとおりで、依頼先によって数万円の差が生まれます。
依頼先ごとの車検基本料は、次の金額が一つの目安です。
| 車検基本料の目安 | 特徴 | |
|---|---|---|
| ディーラー | 約4万~10万円 | 車種に詳しく、予防整備や純正部品による対応を受けやすい |
| 民間整備工場 | 約2万~6万円 | 工場ごとに料金や整備方針が異なる |
| 車検専門店 | 約1万~3万円 | 車検に必要な作業を中心に、料金を抑えやすい |
| カー用品店・ガソリンスタンド | 約1万~4万円 | 店舗が多く、日常のメンテナンスと一緒に相談しやすい |
上記はあくまで一般的な目安です。実際には、車種や地域、代行手数料、追加整備の有無によって変わります。
この差は、点検項目の数、予防整備をどこまで行うか、代車や引き取り・納車といった付帯サービスが含まれるかによって生まれます。料金が高ければ必ず過剰、安ければ必ずお得というわけではありません。
メンテナンスプランに車検基本料が含まれていない場合は、車検を受ける際に契約者が支払います。見積書で「車検費用」と一括表示されているときは、内訳を確認しましょう。
点検整備・部品交換費用
点検の結果、車が保安基準を満たしていない箇所が見つかった場合は、車検に合格するための整備や部品交換が必要です。車検には通るものの、安全な状態を保つために早めの交換を提案される場合もあります。
交換の可能性がある主な消耗品には、次のものがあります。
- ブレーキパッドやブレーキオイル
- タイヤ
- バッテリー
- ワイパーゴム
- エンジンオイルやオイルエレメント
- ベルト類
- 点火プラグ
交換時期は、走行距離や使用環境、運転方法によって異なります。走行距離が多い車、雪道や山道を頻繁に走る車などは、部品の交換時期が早まることもあります。
メンテナンスプランへ加入していても、すべての部品交換が対象とは限りません。対象部品、交換回数、使用できる部品の種類、保証期間を契約前に確認してください。
カーリース車の車検を受ける流れ
カーリース車の車検は、車検時期と契約内容の確認、整備工場の予約、必要書類の準備、点検・整備という順番で進みます。
リース会社やメンテナンス会社から案内が届く場合でも、契約者自身による確認は必要です。指定工場や専用書類など、購入した車の車検とは手続きが異なることもあります。
1.車検時期と契約内容を確認する
最初に、電子車検証や自動車検査証記録事項、車検証閲覧アプリなどで、有効期間の満了日を確認します。フロントガラスに貼られた検査標章でも満了年月を確認できますが、正確な日付は車検証で確かめましょう。
リース会社から案内が届いた場合は、次の点を確認します。
- 車検を受ける指定工場
- 予約方法と入庫期限
- 月額料金に含まれる費用
- 車検時に必要な自己負担
- リース会社から送られる書類やメンテナンス券
案内が届かなくても、車検が免除されるわけではありません。満了日が近づいても連絡がない場合は、自分からリース会社へ問い合わせましょう。
2.指定された整備工場へ予約する
メンテナンス付きのカーリースでは、リース会社や提携するメンテナンス会社が指定した工場へ入庫するのが一般的です。指定工場以外へ依頼すると、車検費用がプランの対象外となり、契約者の全額負担になる可能性があります。
予約時には、次の内容も確認しましょう。
- 入庫日と車検にかかる日数
- 車の持ち込み・引き取り方法
- 代車を利用できるか
- 代車料金や燃料代
- 追加整備が必要な場合の連絡方法
- 支払いが必要な費用と決済方法
特に通勤や送迎で毎日車を使用する場合は、代車を早めに予約することが大切です。
3.必要書類を準備して車を入庫する
一般的に、車検では次の書類などが必要です。
- 自動車検査証
- 自賠責保険証明書
- リース会社から送付された書類
- メンテナンス券や整備クーポン
- 納税証明書が必要となる場合はその原本
- 整備工場から指定された持ち物
自動車税や軽自動車税の納付情報は電子的に確認できるため、一定の条件を満たせば納税証明書を提示する必要はありません。ただし、納付直後で情報が反映されていない場合などは、証明書が必要になる可能性があります。
必要書類は契約や依頼先によって異なります。書類不足で車検を進められないことがないよう、予約時に整備工場へ確認してください。
4.見積もりを確認して点検・整備を受ける
入庫後は、整備工場が車の状態を確認し、車検に必要な整備や交換部品の見積もりを提示します。契約に含まれない作業がある場合は、実施前に費用と必要性を確認しましょう。
「車検に合格するために必要な整備」と、「今後の安全を考えて推奨される予防整備」を分けて説明してもらうと、優先順位を判断しやすくなります。リース会社の承認が必要な作業は、整備工場とリース会社のどちらが連絡するのかも確認してください。
車検が完了したら、電子車検証、検査標章、整備記録簿などを受け取ります。記載内容に誤りがないか確認し、検査標章は決められた位置へ貼り付けましょう。
車検費用込みのカーリースを利用するメリット
車検費用込みのカーリースには、車検時の出費を毎月へ分散できることと、車検時期や手続きを管理しやすいことの2つのメリットがあります。
車検のたびにまとまった資金を用意したくない人や、車の維持管理に不慣れな人にとって、メンテナンス付きプランは便利な選択肢です。
車検時のまとまった出費を抑えられる
車検費用を月額料金に組み込めば、毎月の支払額を把握しやすくなります。2年ごとの車検に備えて、法定費用や車検基本料を別に積み立てる負担も減らせます。
部品交換を含むメンテナンスプランなら、タイヤやバッテリーの交換時期に支出が重なるリスクも抑えやすいでしょう。急な出費が家計へ与える影響を小さくしたい人に向いています。
ただし、メンテナンスプランへ加入したからといって、車検に関する支払総額が必ず安くなるわけではありません。主なメリットは、支出を毎月へ分けて平準化し、予算を管理しやすくできる点です。
車検時期や手続きを管理しやすい
リース会社から車検時期の案内を受けられる契約なら、車検の期限を忘れるリスクを抑えられます。提携工場が決まっていれば、自分で車検業者を探し、料金やサービスを比較する手間も省けます。
予約から入庫、リース会社への費用請求まで整備工場が対応する場合は、契約者が複雑な手続きをする必要もありません。
代車や点検後のサポートが契約に含まれていれば、車を使えない期間にも備えやすくなります。仕事や子どもの送迎などで車を毎日使う人にとって、大きなメリットです。
車検費用込みのカーリースに関する注意点3つ
車検費用込みのカーリースを選ぶ際は、以下の点に注意しましょう。
- すべての整備や部品交換が無料になるとは限らない
- 指定工場を利用する必要がある
- 車検切れのリスクは契約者も管理する
契約時には月額料金だけでなく、車検時に自己負担となる費用と、サービスの適用条件を確認することが大切です。
消耗品や故障の修理費用は対象外になる場合がある
基本的なメンテナンスプランでは、タイヤやバッテリーなどの消耗品交換が対象外となる場合があります。対象になっていても、契約期間中に交換できる回数や、交換時期の条件が定められていることがあります。
また、事故による損傷や、契約者の不適切な使用によって発生した故障は、メンテナンス契約の対象外となる可能性があります。経年劣化による故障でも、メーカー保証やメンテナンスプランの対象期間が終わっていれば、契約者負担になる場合があります。
契約前に、対象となる部品、交換回数、保証期間、免責事項を確認してください。「消耗品交換込み」と書かれている場合も、対象部品の一覧まで確認しておきましょう。
整備工場を自由に選べない場合がある
普段から利用している整備工場へ依頼すると、月額料金に車検費用が含まれていても、費用補助を受けられない可能性があります。
特に気をつけたいのは、契約後に住む場所が変わるケースです。
転勤や引っ越しで近くに指定工場がなくなることも考えられます。全国どこでも提携工場を利用できるのか、住所が変わったときは指定工場を変更できるのかを、契約前に確認してください。
車検切れになると公道を走行できない
車検証の有効期間を過ぎた車は、公道を走行できません。リース会社から案内が届かなかった、予約を忘れていたといった理由があっても、車検切れの状態で運転することはできません。
車検が切れると、整備工場まで自分で運転して持ち込むこともできなくなります。積載車で運搬するか、自動車臨時運行許可(仮ナンバー)を取得するなどの対応が必要になり、余分な費用と手間がかかります。
リース会社からの連絡だけに頼らず、契約者自身も車検証の有効期間満了日を管理しましょう。満了日の2か月前になったら、早めに予約することが大切です。
車検込みのカーリースを選ぶときのポイント4つ
車検込みのカーリースを比較するときは、次の4点を確認しましょう。
- 月額料金に含まれる費用
- 車の使い方に合ったメンテナンス範囲
- 契約年数と契約中の車検回数
- 指定工場、代車、連絡体制
いずれも、月額料金の数字だけを見ていては判断できない項目です。見積書と契約書を並べて、順に確認していきましょう。
月額料金に含まれる費用を確認する
車検費用のうち、次の項目が月額料金に含まれるかを確認します。
- 自動車重量税
- 自賠責保険料
- 検査手数料
- 車検基本料
- 24か月点検料
- 車検代行手数料
- 車検に必要な整備費用
- 消耗品交換費用
税金や自賠責保険料だけが含まれ、車検基本料は契約者負担となるプランもあります。反対に、車検基本料まで含まれていても、部品交換は対象外の場合があります。
「コミコミ」という名称だけでは対象範囲を判断できません。見積書や契約書の費用項目を確認し、不明な部分は契約前に質問しましょう。
車の使い方に合ったメンテナンス範囲を選ぶ
走行距離が多い人は、エンジンオイルやタイヤ、ブレーキパッドなどの交換範囲を重視しましょう。長距離通勤や高速道路の利用が多い場合は、消耗品の交換時期が早まる可能性があります。
走行距離が少ない人は、手厚いメンテナンスプランを付けた場合と、必要なときに自分で費用を支払う場合の総額を比べます。車をあまり使わない場合、交換回数が多いプランを十分に活用できない可能性もあります。
雪道を頻繁に走る、山道や未舗装路を利用する、海沿いに駐車するなど、車を使用する環境も考慮しましょう。
メンテナンスプランは契約時にしか選べず、契約後の追加や変更ができないリース会社も少なくありません。「後から必要になったら付ければよい」と考えず、契約前に必要な範囲を決めておきましょう。
契約年数で車検を受ける回数が変わる
新車の自家用乗用車は、初回車検が新車登録から3年後です。そのため、3年より前に契約が満了するプランなら、契約期間中に車検を迎えないのが一般的です。ただし、満了日と車検満了日が近い場合の扱いは契約によって異なります。
契約年数ごとの車検回数の目安は、次のとおりです。
| 新車リースの契約年数 | 契約中に迎える車検回数の目安 |
|---|---|
| 3年以内 | 基本的に0回 |
| 5年 | 1回程度 |
| 7年 | 2回程度 |
| 9年 | 3回以上 |
| 11年 | 4回以上 |
実際の回数は、登録日と契約満了日、満了時の返却条件によって変わります。中古車リースでは、契約開始時に残っている車検期間によって最初の車検時期が異なります。
車検の費用や手間をできるだけ減らしたい場合は、契約年数から車検回数を逆算してプランを選ぶ方法もあります。
指定工場・代車・連絡体制を確認する
メンテナンス付きプランを選ぶ場合は、自宅や勤務先の近くに指定工場があるか確認しましょう。店舗数が多くても、希望する地域に対応工場がない可能性があります。
代車については、無料で借りられるか、混み合う時期でも用意されるかを比較します。
あわせて、車検時期の通知方法や故障時の相談窓口も比較しましょう。電話、メール、LINEなど、自分が気づきやすい方法で連絡を受けられるサービスなら、車検期限の管理もしやすくなります。
車検・メンテナンス費用を定額化できるモビカリ
モビカリでは、車検や税金などの維持費を月額料金にまとめられるカーリースを提供しています。車検時にまとまった費用を用意する負担を抑え、毎月の車関連費を管理しやすくできます。
基本的な車検やオイル交換を任せられる「安心プラン」に加え、タイヤやバッテリーなどの消耗品交換まで含む「安心MAXプラン」も用意されています。
車種や契約期間、走行距離に応じて必要なメンテナンスは異なります。掲載されているプランは一例となるため、希望する整備内容をアドバイザーへ相談し、個別の見積もりを確認してください。
モビカリでは車検・点検時の代車費用も負担されるため、車を利用できない期間に備えやすい点も特徴です。代車の予約方法や利用条件は、入庫前に確認しましょう。
なお、メンテナンスプランは仮審査のお申し込み後、ご契約前であれば変更・追加をご相談いただけます。ご契約後の変更・追加はできないため、必要なサポートの範囲は契約前に決めておきましょう。
車検やオイル交換を任せられる「安心プラン」
モビカリの安心プランは、車検やオイル交換などを月額料金にまとめられるメンテナンスプランです。月々2,100円(税込)から利用でき、次のようなメンテナンスを受けることができます。
- 点検時の代車
- 法定6か月点検
- 法定12か月点検
- オイルエレメント交換
- ワイパーゴム交換
- ブレーキオイル交換
- ブレーキパッド交換
- エアコンガス・エアコンオイルの補充
- 点火プラグ交換
- ファンベルト・クーラーベルト交換
車検と基本的なメンテナンスを任せ、急な支出を抑えたい人に検討しやすいプランです。ただし、掲載内容は一例であり、車種や契約期間によって料金や対象となる整備が異なります。
実際の対象部品や交換条件は見積もりで確認してください。
消耗品交換まで含む「安心MAXプラン」
安心MAXプランは、安心プランの内容に加え、タイヤやバッテリーなどの交換も任せられる、より手厚いプランです。月々3,200円(税込)から利用できます。
走行距離が多い人や、9年・11年などの長期間にわたって同じ車を利用する人は、タイヤやバッテリーを契約期間中に交換する可能性が高くなります。交換費用を月額料金にまとめることで、まとまった支出へ備えやすくなります。
ただし、交換できる回数や時期、対象となるタイヤ・バッテリーの種類などは、車種や契約内容によって異なる可能性があります。契約前に個別の見積もりを取り、必要なメンテナンスが含まれているか確認しましょう。
※2026年8月時点の内容です。月額料金や対象となる整備内容は、車種や契約期間によって異なります。最新の条件は各車種のページからご確認ください。
カーリースの車検に関するよくある質問
Q1. カーリースの車検は自分で整備工場を選べる?
整備工場を自由に選べるかは契約によって異なります。車検費用が含まれないプランでは自分で依頼先を選べる場合もありますが、メンテナンス付きプランでは指定工場や提携ディーラーへの入庫を求められるのが一般的です。指定外の工場を利用すると費用が自己負担になる可能性があるため、予約前に確認してください。
Q2. 3年以内のカーリースでも車検は必要?
新車の自家用乗用車は初回車検が3年後のため、それより前に契約が満了すれば、契約中の車検は基本的に発生しません。中古車リースの場合は、契約開始時に残っている車検期間によって変わります。契約年数ごとの車検回数の目安は、本文の「契約年数で車検を受ける回数が変わる」で紹介しています。
Q3. 車検時に追加費用が発生することはある?
車検費用込みのプランでも、対象外となる部品交換や故障修理が必要になれば、追加費用が発生する場合があります。事故による損傷や、不適切な使用が原因の故障も対象外となる可能性があります。 作業を依頼する前に、見積もりの内訳とメンテナンスプランの適用範囲を確認しましょう。リース会社の承認が必要かどうかも整備工場へ確認してください。
Q4. リース車には車検証がないって本当?
リース車にも車検証はあります。車検証は車に備え付けておく必要があり、グローブボックスなどに保管されているのが一般的です。 リース車の車検証では、所有者欄にリース会社、使用者欄に契約者が記録されます。
普通車では2023年1月、軽自動車では2024年1月から電子車検証が導入されており、従来より小さい車検証が交付されています。 電子車検証の券面には有効期間満了日などの一部情報が記載されないため、自動車検査証記録事項や車検証閲覧アプリで確認します。車内を探しても見当たらない場合は、リース会社へ連絡し、再交付の手続きを確認してください。
カーリース全般が自分に合うか判断したい方は、下記の記事もあわせてご覧ください。
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カーリースの車検費用は契約内容を確認しよう
カーリースの車にも車検は必要です。「車検込み」という表示だけで判断せず、何がどこまで含まれるかを内訳で確認しましょう。
最後に、この記事の要点を4つにまとめます。
- 新車は登録から3年後に初回車検を迎え、その後は2年ごとに受ける。満了日の2か月前から受けられる
- 「車検込み」でも、法定費用・車検基本料・点検整備や部品交換費用のどこまでが対象かはプランによって異なる
- メンテナンス付きプランなら車検費用を毎月に分けられるが、消耗品や故障の修理は対象外になる場合がある
- 指定工場の場所、代車の条件、契約年数ごとの車検回数もあわせて比較する
モビカリでは、車検やオイル交換を定額化できる安心プランと、消耗品交換まで含む安心MAXプランを用意しています。必要なサポートは車種や契約期間によって異なるため、車種ごとの料金を確認したうえでご検討ください。
車検の費用も月額にまとめたい方は、一度モビカリにご相談ください。車の使い方に合うメンテナンスの範囲を、アドバイザーがご提案します。LINEでも気軽にご相談いただけます。お問い合わせの時点で契約が確定することはありません。
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